2009年9月24日
Sep23th New York→Atlanta→Tokyo
午前6時起床。
掃除をしたり、荷物をパッキングしたりして午前7時半に迎えにくる
シャトルを待つ。
午後9時前にJFK空港に着いて、チェックインをするが
「あれ?予約が見つからないわ」とグランドホステス。
心の中で、
「見つかるな~、『明日にフライトを変えてちょうだい』と言え~」と
少しでもアメリカに長くいたいから、トラブルを心の中で願うけど、
「あー、あった、あった。あなた、ノースウェスト経由で予約してるから、
見つかりにくかったのかしら」と爽やかな笑顔でチケットを差し出された。
あー、残念。
実はひそかに楽しみにしているのが、「ディレイ(遅延)」。
帰国便はアトランタで乗り継ぐ予定なのだけど、
乗り継ぎ時間は1時間しかない。
国際線はゲートが閉まるのが早いから、
JFK発のNY→ATL線が少しでも遅れると、
日本行きの飛行機は乗ることができない。
となると、翌日のフライトに振り替えだから、
運良くアトランタにも1泊できる・・・という変な魂胆。
実はサンフランシスコとニューヨークのほかに、
アトランタの観光スポットまでチェックしていると言うと、
「ほとんど病気ね」と我がハハは呆れていた。
上司にまで、「場合によっては、帰国が1日遅れる」と
笑顔で伝えていたし、数日前から「ディレイによって帰国できないから、
明日のフライトに振り替えてほしい。ホテル代もほしい」という旨の
英文も考えていた。
準備万端!
ニューヨークでの最後の食事。
ちょうど高級スーパー「バルディッチ」の支店があったので、
「トリプルチーズサンド」とスープ、大好きなつぶつぶ入りオレンジジュース!
おいしい~と思っていたら、アトランタ線の21番ゲートに増えてくる日本人。
くー、「帰国便」という雰囲気が強まってきて、いやな気分だわ。
午前10時半、機内登場開始。
ここまで順調だけど、JFK空港は離陸ラッシュになると滑走待ちに
30分とかかかるんだよね~・・・と席に座って腕組みしながら、
滑走路の込み具合を気にする私。
ところが、午前11時、本当にジャスト午前11時に予定通り離陸!
ひどい、予想外の予定通り。
アトランタ空港が混みあっていて、着陸に時間がかかるかも。
そんな泡のような期待をしつつ、2時間40分ほどのフライトを楽しむ。
アメリカでは飛行機の中で無線lanのインターネットが楽しめるのです。
1回15ドルもするので、長いフライトならいいけど、
短いフライトはちょっと損。JFK空港で「Wifi on boardキャンペーン」の
クーポンをもらったので、1回無料トライアルを試してみる。
おお、意外と簡単につながった。しかも、空の上とは思えぬ速さ。
日本もこうなったらフライトが楽しいし、
是非とも国際線でこうなってほしい。アメリカ大陸の上空で、
日本のニュースをチェックする。
ちょっと暇になったので、機内誌をチェックしたところ、
大変おもしろい商品を発見した。
左は、「巨大カップケーキが簡単に作れる焼き型」。
右は、「ケーキの端っこ好きのために、
端っこがたくさん作れるブラウニーの焼き型」。
クランチーな食感がたくさん楽しめます・・・だって。
ははは、バカっぽいなー。
さて、そろそろアトランタ。腕時計をみると、午後1時。
むむ、on Timeではないか!
午後1時20分、着陸。
本当に恐ろしく定刻に着陸した。
アメリカよ、いつから律儀に時間を守るせこせこした国になったのか。
アトランタ空港でひざをついて泣きたい気分になった。
足をひきずりながら、日本線のゲートへ向かう。
「全米一広い空港」という異名を持つアトランタ空港。
30~40分遅れれば、確実にアトランタに1泊だったはずなのに~。
残念ながら予定通りの便に乗れてしまった。
ビールで悲しい気分を紛らわす。
こうして13時間のフライトを経て、日本に安全に
健康な身で帰ってきたのです。
サンフランシスコももちろん楽しかったけど、
今回はニューヨークがとにかく楽しかった。
国連が始まってからは騒々しかったけど、
いつも以上にラグジュアリーなニューヨークが印象的だった。
朝から黒いリムジンが5番街を走り回り、
夜になると、ペニンシュラやフォーシーズンズ、
セントレジスなどの高級ホテル前は、タキシード姿の男性で
いっぱいになった。午前7時前から高層ビルのオフィスに向かって
険しい顔で通勤する人を見たり、仕事前に必死にセントラルパークで
運動する人々を見ると、この街で暮らすことがいかにハードかを思い知る。
けれども、そうしてまでもすがりたい魅力が、
ニューヨークには山盛りあると思った。
美術もファッションも音楽も、素晴らしいものに
触れたければすぐそこにある。なによりも、都会で便利な東京よりも、
街も人もとても元気だった。新しいことをしようとするパワーも感じたし、
街がどんどん進化しているところも印象的だった。
行き残したところもたくさんあるし、
航空券を買うお金ができたら、またすぐにでも行きたい。
というか、やはりアメリカに住みたいなあ。
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