目ざましにも気づかず、起きたら午前10時。
昨日に続き、今日も劇的に寒い！
朝のニュースを見ると、「現在の気温は6度」って。
雨が降らないのは幸いだけど、コートを1枚も持ってきてないから、
朝ごはんのダンキンドーナッツを買いに数十メートル歩くだけで
結構辛い。
ぶるぶる震えながら、テラスでガイド本を見ながらごはんを食べる。
完全にやせ我慢。
昨夜の雨がやんだのは幸い。
1階にお店ができたというので、ミートパッキングエリアの
Standard Hotelにきた。
数年前に来たときは、「こんな倉庫街がかっこよく生まれ変わるなんて！」と
感動したものだけど、今となっては「？」。
すっかり観光地化していて退屈だったから、ささっとみて次に。
近くにapple storeがあったので、話題のipadをチェックしてみる。
チェルシーのはずれにある店なのに、ちょうと観光バスが到着したのか
店内は中国人でいっぱい！
ipadをやけに買い込んでいる姿があまりにもアメリカ的じゃなくて、
「ここは上海？」と思ってしまうほど。
私がipadを触っていたら、appleのお兄さんが説明をしてくれた。
「本は本棚に入れるんだ」と見せてくれたこの場面がやけにツボ。
なんてかわいいの！
文字（テキスト）だけがひたすら流れるキンドルと違って、
ipadで読む本は活字のフォントや文字組みは本のまま（みたいに見えた）。
「ページをめくる」行為まで残っていて、「本の名残」みたいなものは
キンドルより圧倒的にipadという印象。
ついでにappleはfree wifi。
iphoneを入手して3日。「最新のものを持つってなんて便利！」と感動。
調べ忘れたものをネットで調べたり、メールを送ったり、を楽しんでいると、
先日来てくれたニューヨーカー4人のうちの一人、Fuからメールが。
彼は4人の中でも「グルメ」で有名で、「今からハンバーガーを食べに」と
相談したところ、「それならば・・・」とリアルタイムで指示がきた。
わー、すごい！
やってきたのは、以前から行ってみたかった「Corner Bistro」。
午後2時すぎだから、さすがに空いているか・・・と思ったら、
店内はものすごい混雑ぶり。
待つこと10分。
エコをうったえるニューヨークにおいて、紙皿で登場したハンバーガー。
「ちっ、紙皿か」と思ったけど、驚きのおいしさ。
「これこれ！」と思う肉肉しさで、大満足だった。
Diet Colaも頼んで12ドル弱。
ギャラリーをチェックしようと訪れたチェルシーは、
なんとほとんどのギャラリーが展示替え中でクローズ。ツイてない。
毎度写真を撮っちゃうギャルソンの入り口。
近くはピカピカのコンドミニアムがどんどん出来上がっていて、
汚く、怪しいチェルシーの雰囲気はどこへやら。
「こんなところに店が？」という驚きがよかったのに、
妙に健全な街に変わりつつあるのがもったいない。
雑誌でも話題だったACE HOTELに来てみた。
29thのあたりといったら、これまでは何もなかったエリア。
ハングルが目立つ問屋街に突如おしゃれなネオンサインが見えてくる。
エントランスに立つドアマン兼ゲストお出迎えかかりのお兄さんも、
黒ぶち眼鏡＆ひげ＆ニット帽＆チェックのシャツ＆ジーンズという
「今のおしゃれです」と言わんわかりのカジュアルさ。
最初見たとき、ふつうのお客だと思った。
この写真だとわかりにくいけど、ロビーもほんとおしゃれなんです。
印象的だったのは「Front」「Restroom」「Restaurant」などを示すサインの数々。
もちろん規格なんてなく、全部バラバラ。
古い看板を使ったものや、木の板に落書き的に描いたもの、
ネオンサインなどなど。
アンティーク調で雑多な雰囲気を残したデザインって、
下手すると妙にダサいものも多いけど、そんなこともなく。
ただ、世界的に「おしゃれなホテルです！」とPRしすぎたのか（？）、
私も含めて全米＆世界からオシャレおのぼりさんが殺到していて、
そこが一番ダサい。
ニューヨークに住んでいる人は泊まりにこないしね。
ACE HOTELに泊まるなら、ポートランド＆シアトルみたいな
あんまり観光地化していない場所のほうが楽しいのかも。
目的はもう一つ。
以前コーヒーの専門家と仕事をしたとき、「ここは美味しいよね」と教えて
もらったSTUMPTOWN COFFEEを飲むこと。
これがまた大変で、コーヒー一杯に長蛇の列！
一応並んだけど、こんなに混雑するならもう行かない。
でも、味はおいしかった。
乳脂肪の高い牛乳を使っているのか、こってりとした味。
ホテルに戻りがてらデパートをぶらぶらする。
しかし、夕方～夜に差し掛かって猛烈な寒さ＆風。
ホテルの近所のピザ屋さんでテークアウトをして、部屋でごはん。
寒すぎて疲れた！
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