近頃、恐ろしく美術から遠ざかっていて、
美術館にもギャラリーにも行かなくなってしまった。
毎週何かしら見ていた過去に比べると、今年なんて
まだ10も展示を見ていない。
そんな中、「これだけは!」と思っていたのが、
漫画家・横山裕一さんの初の大規模個展。
空いているときに思う存分堪能したいと、雨の日に
わざわざ半休をとって川崎市民ミュージアムまで行ってきた。
もーう!
展示会場に入るやいなや大興奮!
サンフランシスコの「NewPeople」同様、会場のデザインは
トラフが担当。
「この芝、気になる」と思ったら・・・、
ひょっとしてここから?
話の筋もなく、せりふもなく、ひたすら効果音だけ。
それでも定規で引いたような直線だらけであれほど豊かな
画面にしてしまうのは、すごいテクニック。
驚くアングルでひとつの場面を執拗に追いかけるところも、
飽きない理由のひとつかも。
「あー、あるある」というちょっとしたことを
1万倍くらいに大げさに描きこむところがおかしくておかしくて。
じーっと眺めていたらあっという間に2時間。
時間があれば是非とも食べたかった!!
漫画鑑賞に時間をかけ過ぎて、出社時間が迫っているので
泣く泣く会社へ。
作家紹介のパネルでさえ大笑いできる、楽しい展示でした。
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