ロンドンにやってきたのは、会いたい人がいるからだけど、
実はそれ以上に目的が・・・。
ワタクシ的に、「これは見たい、見たい!」と思っていた
ゲルハルト・リヒターの大回顧展。
おもな目的地をパリにしたものの、この旅行の中でも、
強烈に行きたい場所だったのはここだった。
ロンドンなのに雨もなく、朝から快晴!
絶好のリヒター日和です。
その前に、腹ごなし。
カフェで朝ごはんを食べました。
あんまり期待していなかったトーストの朝ごはん。
このパン、超おいしかった!
これで6ポンド弱。オレンジジュースも付いてお得。
お隣ではおばさまが熱心にお話し中。
バリバリのイギリス英語で、いつにも増して
チンプンカンプンです。
「i can't」が「アイ カーーーント」って、
同じ英語とは思えない。
おなかもいっぱい。
いざ、夢の展覧会へ!!
展覧会は期待通り、いや期待以上。
これまで見た展覧会の中で、間違いなくナンバー1だった。
フォトペインティング、抽象画、オブジェが
13の部屋に分かれ、いくつかのテーマに沿って並んでいる。
この見せ方がまず素晴らしい。
リヒターの作品は、ニューヨークやサンフランシスコで
いくつか見たことがあったけれど、
これだけの作品(150点弱らしい)が次々並ぶ空間って、夢のよう。
オイルをこってり塗った筆の力強さとか、
随所に感じる緻密な計算された感じとか、
本物を見ることでいくつも気づくことがある。
頭が真っ白になるほど集中して見ること2時間。
もうホテルに帰って寝たいほど。くたくたです。
さて、お昼ごはん。
ロンドンに来て初めて、フィッシュアンドチップスを食べました。
外は晴れているものの、風が強くて寒い。
もちろん、ビール(アルコール)の力を借りて温まりましょう。
ここのパブ、歴史あるレストランらしいけど、
フィッシュアンドチップスは悪い油の味がしてイマイチ。
ついでに、セントポール教会の「Occupy London」の
拠点をチラ見。
予想はしていたけど、その拠点はひどいもんで、
汚いテントの中にいるのは、「あれ?ホームレス?」と
勘違いしちゃうようなヒッピー風若者だらけ。
主義主張は間違っちゃいないかもしれないけど、
結局、普通の人が働いている時間に、
ジャンベ叩きながら「税制をなんとなしろ~」とか言われても、ねえ。
ニューヨークのウォール街は強制退去が決まったらしいけど、
こちらも時間の問題だろうね。
再び中心地に戻り、やってきたのは
これまた大好きなデパート「リバティ」。
まずは上までのぼって、吹き抜けの風景を楽しみ、
さてショッピング。
リバティが面白いのは、こういうカードひとつにしても、
どこかのアーティストが手で作ったようなものを
普通に置いているところ。
どこにでもあるものじゃなくて、ここにしかないような
商品が並んでいるのが楽しい。
結婚式の招待状だって。かわいい。
「ほしい~」「お土産に最適よ」と
店員さん相手に悶絶していたスカーフコーナー。
かわいいリバティ柄にすっかり夢中になったけど、
スカーフなんて使いなれないものに160ポンドはやはりキツイ。
悩んだ末にあきらめる。
でも、かわいかったなあ。
イギリスのトラッドなものならなんでもある。
このブラシもほしかった~。
けど、定番&老舗の商品は永く使えるが故、
しっかりした商品で結構高い。
こちらのブラシも、日本円で6000円くらいする。
さて、今夜のディナーの約束が近付いてきたけど、
通りかかったギャラリーが気になったので寄ってみる。
さあ、ディナーだ、急げ、急げ。
日本だと乗換検索ができるけど、ロンドンの距離感が
イマイチわからない。
わかっていることはちょっと遅刻気味!
なのに、地下鉄の駅で「ホームズ柄」のタイルを見つけて、
思わずパシャリ。
急がないとボーイズが心配する!
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