2011年12月12日

Nov25th: London 3rd day-2

遅刻したものの、なんとかLondonerのJasonとRobyに
会うことができました。
二人ともだいたい半年ぶりの再会。

「どこ行きたい?」と聞かれて、たいてい答えるのは、
「観光地っぽくないとこ」。
Wapping駅という聞いたこともない駅で集合し、向かったのは、
住宅街の中に突如現れる巨大な空間。
その名も、「The Wapping Project」という場所で、
水力発電所をリノベーションしたオシャレなバーでした。
中には巨大空間に映像を流すギャラリーなんかがあったりして
「今、ロンドンで流行ってるの」だそうです。
ここでごはんは食べなかったけど、きちんとしたディナーも
できるみたいだった。


夜はまだ始まったばかり。
「ロンドン最後のディナー、何にする??」と3人の話し合いの
結果、選ばれたのはインディアンフード。
洋風ごはんに飽きてしまったから、大歓迎なメニューです。

Wapping駅から、Jasonが暮らすBrick Lane辺りまで移動。
ここら辺りはインド・バングラデッシュ系のエリアで
カレー屋さんが多いけど、Jasonいわく
「ロンドンで流行りつつある場所」らしい。


インド人が経営するお店はアルコールライセンスがないため、
近所の酒屋さんでビール&ワインを購入。
最初はコブラビール。
おいしかった。


玉ねぎのフライなんかを頼みながら、カレーを待つ。
インド料理って、ロンドンでは当たり外れナシだと
思っていたけど、実はこちらのお店、
流行っている割にはあんまり美味しくなかった。
とくに、ホウレンソウのカレー!
ペースト状になったグリーンのカレーを想像していたのに、
なんとカレーに刻んだホウレンソウが入ってる。

「なんかイメージが違う」とつぶやく私に、
Robyも、「だよね、これちょっと違う」。


続いて、バングラデッシュのお酒。
これがただのビールじゃなくて、なんか他のお酒も
交じっているかと思うようなキツさ。
Robyがさほど飲まないから、Jasonと片付けるうちに、
超酔っぱらった。

しかし、2人と久しぶりの再会に興奮してしまったのか、
お酒の勢いが止まらず、ワインに着手。
Jasonとワインを半分空けたあたりで、明日早朝から
仕事があるRobyが退席。

さて、どうしようかとJasonと話したところ、
今週末は「いいパーティーがたくさんあるんだよね」とのこと。
今夜はそれをできる限りハシゴすることにしました。
Jasonの他の友達もジョイントして、パーティーに向かいます。


Jasonと歩きながらワインの瓶を空けたころには、
かなり酔っていて、その後撮った写真はすべてこう。
なのに、「もっとビール買おうぜ~」とさらに
酒屋さんでお酒を入手。
普段なら、「旅先でこんなに?」と自制心が働くのに、
日付が超えるころには、自制心なんて崩壊。


 このビール、おいしかった(ここはまだ記憶がはっきり)。


Brick Laneからショーディッチに向かう途中、
「ここもいいよね~」と寄ったのが、「The Book Club」。
名前はごくスタンダードだけど、レストラン、バー、卓球サロンに
地下はクラブスペースまであるオシャレスポットです。
ところが、12時を回った時点でお客さんが多すぎて入れない。
住宅が広がる場所にポツっとあるこのお店を求めて、
若者がどれだけいるのかしら?
入れないとわかっても退散することなく、寒い中、
ビール片手に道路でおしゃべりする人が数十人。

Jason&お友達と待つけど・・・

時間を追うごとに、とにかくすごい人なの。
こんなに寒いのに、ノースリーブのドレスで
お酒片手に話す、話す。
こういう感じ、日本じゃ絶対に見られないね。

まだ元気なころの私とJason。
Jasonは酒瓶を持ってニッコリしている私の写真を撮っていた。
今思えば、この程度の写真で済んでよかった。
ここはあきらめて、次に移動する。


ついにショーディッチまでやってきた。
角々に若い人の群れができていて、本当に賑やか。
東京の渋谷のクラブ街より、断然人が多い。


ジョイントしていたロンドンボーイズは、午前2時で退散。
「さて、どうしようか」とJasonと作戦会議。
おもしろいパーティーを探すべく、
深夜2時にあちこちの友達に電話をかける。

Jasonさんの趣味はカメラ。
ヨーロッパ旅行ができちゃうくらいの高級な一眼レフを
この夜も持参しています。
iphoneさえ奪われちゃう街で、度胸あるなあ。
ここではモヒートを注文。


次に向かったのは、とある「秘密のパーティー」。
このあたりから記憶が途絶え途絶えで定かじゃないけど、
Jasonが誰かと電話して、合言葉を聞いていた(はず)。
パーティーに向かう前、再び酒屋さんに寄って、
自分たちのお酒を買ったものの(更に飲む気だったのか?)、
秘密のパーティー会場の入口階段下にいたガードマンに、
「合言葉に加えて、パーティーのオーガナイザーを
教えろ」と詰め寄られ、大ピンチ。

機転を利かせたJさんが、降りてきた客に助けを求め、
そのお客さんの「推薦」+私たち用に買ったお酒をワイロにして、
無事に入室成功。

見た目はただのアパート。
廊下もただのアパート。
でも、入って驚いた。


大爆音でクラブイベント絶賛開催中。
アパートのただのワンルームだから、ロッカーもないし、
みんなコート&荷物を床にポイっと置いて踊る、踊る。
泥酔状態だけど、ふと「ここで荷物取られたら大変」と、
旅行者である自分の襟を一瞬正すものの、
モラルも自制心もすでに崩壊している私は、「ま、いっか」と
荷物をコートの下に隠して置き、ダンスの輪の中にジョイン!

現金100ポンドとカード数枚、ホテルのカギにカメラ。
そんなバッグを手から離すなんて、
今思えば、本当に恐ろしいことしてる。

外は静かな住宅街。
誰が、どういう目的で開催したイベントなのか、
もはやそういう質問ができる状態じゃない私だったけど、
かなり楽しく、おおはしゃぎで迎えた午前3時半。
ここではワイン+何かカクテルを飲んだ覚えがある。

たぶんこの時、Jasonのお友達の香港人の女の子と、
ロンドンっ子のアアロン君を紹介されました。
お酒でぶっ飛んでいたから、どうやって紹介されたのかも、
当時は名前も覚えられなかったけど、一緒に踊って楽しかった。


帰ればいいのに、午前4時半にもう一軒。
ここはダンスよりもおしゃべりに専念・・・というより、
踊るには危険だと自分でわかっていた気がする。
お酒を飲んで踊るって、こんなに酔い方が強烈なんだ。

午前6時、Jasonとはここでお別れ。
香港の女の子(名前が思い出せない!)とアアロン君が
深夜バスでホテルまで送ってくれました。
楽しみつくしたロンドンナイトでした。
けど、こんな状態でパッキングをして正午のチェックアウトって、
私、大丈夫なのか・・・とホテルで急に冷静になる。
ゾー。

0 件のコメント: