2011年12月10日

Nov24th: London 2nd day



おはようございます。
今朝はホテル横にあるプレタマンジェでサンドイッチの朝ごはん。
まずい、まずいと思っていたイギリスごはんだけど、
昨夜といい、今朝のサンドイッチといい、
本当においしい、おいしい。
エビのビスク&エビとルッコラのサンドイッチで7ポンド弱。
空前のポンド安とはいえ高いなあ。

今回泊まったホテル、トリップアドバイザーの評価が
まずまずだったチェーンの大型ホテルなんだけど、
長~い廊下にズラーッと部屋が並んでいて、なんだか怖い。
お部屋も薄暗い上、メイドさんが恐怖!
移民風な人はよく見かけるけど、私が一瞬挨拶した若い女の子は、
ひどい円形脱毛なうえ、歯がない。
そういう人を悪く言うわけじゃないけど、
角を曲がったところに突然現れたものだから、
腰が抜けるほどびっくりした。

パリのホテルの居心地がよかっただけに、
なんだかその落差にガッカリ。
ロンドンはニューヨークと同じくらいホテルに「当たる」確立が
少ない気がする。


というわけで、今朝は早起き。
開館と同時にデザイン・ミュージアムへやってきました。
目的はテレンス・コンラン展。


「王道だな~」とそこまで期待していたわけじゃなかったのに、
これが超おもしろかった。
彼がデザインを志したきっかけや、habitatのポスターや
プロダクトなどなど資料は多彩。

なかでもhabitatのデザインアイテムがどれもこれも素敵で、
家具のデザインはもちろん、それを販売するために作った
ポスターや販促ツールが素晴らしくかわいらしい。
生活をトータルで創り上げる情熱をひしひしと感じた展示でした。


海外の美術館でたいてい遭遇する課外授業キッズも
賑やかに勉強中。
みんな素朴だけど、中にはどの学校にもいるような
ワンランク大人&洒落気づいた子たちがいて楽しい。
「ああ、学校ね~」とその若さが羨ましくも、
そのころに戻りたいかと自分に問えば、答えは「否」。
身も心も本当に自由なのは、断然今なのよ。

おもしろかったのは、別のフロアでやっていたサッカーの
ユニフォーム展。
信じられないけど、ナショナルチームのユニフォームは、
こーんな拙いスケッチから生まれているのだとか。
私から見れば、「子供の落書き」だけど、
ここからデザインを起こし、色を決め、素材に落とし・・・と
人の手を経て、
こんなすごいものが出来上がる!



さて、その後やってきたのは、
「今、一番オシャレ」と雑誌が盛んに言っているショーディッチ。
Shoreditchの地図を見ると、「お店たくさん」という感じがしたけど、
昨年ロンドンに来てみて、「それは違う」ということがよくわかった。

流行っている場所といっても、日本みたいに
いくつもいくつもカワイイお店が並んでいることなんてなくて、
ガラーンとした道にポツリポツリとお店がある程度。

ところが、このストリートはちょっとおもしろかった。
残念だったのは大半が「金曜日~日曜日のみOPEN」だったこと。
この日は残念ながら開いていなかったけど、
なんだか面白そうなお店がおおかった。

ちなみにこちらのお店はアンティークの食器を扱うお店。
この松の盆栽マーク入りのティーカップは一客8ポンド!
こんな謎な柄、見たことがない。すっごい欲しかった!


「最終日にもう一回来よう」と決心し、
お店のファサードを撮影。
Vintage Heavenというお店でした。メモメモ。


他にも色々とお店が並ぶいい通り。
住宅街の中にポツンとあるんだから、本当に不思議。


その中にあったイタリアンのお店が美味しそうだったので、
お昼ごはんに入ってみる。
窓に面したカウンター、大テーブル、2人掛けのテーブルが3つと
小さなお店だけど、午後2時にもかかわらず満員御礼。


ペンネとワインを注文しました。
ちゃんとアルデンテ!おいしかったです。


私の横のおじさんの元に運ばれてきたお料理。
おじさんが大きいからわからないけど、
ちょっとした舟盛りくらいの大きさのお皿には、
巨大魚のホイル蒸しが。

何の魚か聞いたら、「フナ」とのこと。

今回の旅で一番悔やまれるのはこちら。
デザイナーのジャスパー・モリソンが開く、「秘密のお店」。
実態は事務所兼店舗らしく、看板なし、ウィンドーなしで、
ブザーを押して入るお店とのこと。

見事見つけたものの、ブザーを押しても押しても、
人が出てこない!
くー・・・悔しい。本当に行きたかったのに。

ショーディッチは一通り歩いたので、ホテルのほうへ戻る。
これからはデパートめぐり!

やってきたのは、ロンドンでも最大規模のTOP SHOP。
日本よりはちょっと安いし、何より品揃えがすごい。
いつものTOP SHOPブランドもあるし、デザイナーとタッグを
組んだ日本未入荷のラインもある。

とにかく巨大で、見るところも多いから、
途中カフェで休憩し、再び見て回ること1時間半。

「何かあるはず」と思ったけど、結局何も買わなかった。


続いて大好きなデパート「セルフリッジ」に来ました。
今年、大流行りした「The Cambridge Satchel Co.」 も、
本国に来ればこんなに種類豊富。
かわいいけど、来年には流行もひと段落しそうな気がする。


超おしゃれな女の子が、ラジコンを買おうとしていました。
この女の子、本当にかわいかった。

ユニークな商品も売っていました。
こちら、ホームカラオケの実演販売。
デパートの店員さん2人が、実際に交互に歌って
ホームカラオケの素晴らしさをアピール。

歌が呆れるほど上手で、思わず聞き惚れてしまうのは
私だけだったみたい。
アメリカでやっていたら、客も真っ先に盛り上がるはずだけど、
ロンドンの人々は案外シラーっとしていて、
「何バカなことやっちゃって」という雰囲気で、通り過ぎる。

こういうところは、断然アメリカが楽しいなあ。


午後8時までショッピングを楽しみ、いったんホテルへ。
ホテルそばにはパブもあったけど、
今夜はどーしても、酸っぱ辛いベトナム料理が食べたい!
そして、実を言うと午後3時ごろから、フォーが食べたくて
食べたくて仕方がなかった。


ということで、ネットで調べ、わざわざバスに乗ってやってきた
ベトナム料理屋さんは、その名も「PHO」。
現地の人がやっているようなキタナ美味しいお店ではなく、
あくまでおしゃれな雰囲気のお店です。

まずはビールと生春巻き。
生春巻きって、英語で書くと「Summer Roll」なんだ。
出てきた生春巻きは、まるで私が作ったような感じ。
細くない千切りの野菜を分厚い皮で巻いたものだけど、
ソースのごはんに飽きた私には新鮮な味。
スイートチリがよかったけど、甘いお味噌のようなソースが
ついてきたので、お酢をじゃんじゃんかけて納得いく味にアレンジ。

お・い・し・い!

ずーっと欲していた酸っぱ辛いフォー!
大満足の夕食は23ポンドちょっと。
高いけど許すよ。

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