年末、大ミッションが待っていました。
いつもお世話になっているサンフランシスコのおじさんの
息子一家が来日したのです。
息子一家が来日したのです。
今回初対面となるサンフランシスコ一家は、
ティーンエイジャーの女の子二人と奥さんの4人家族。
「無類のディズニーランド好き」で、今回はアジアのディズニーランドを
制覇するため、香港経由で東京にやってくるとのこと。
宿泊も東京ディズニーランドのホテル!
なんてゴージャスなのかしら。
メールでは察知していたけれど、
彼らは「東京はわからない」の一点張りで、
自らガイドブックを広げて都内までやってくる気はゼロ。
渋谷近辺在住の私はディズニーランドまで彼らをピックアップして、
再び自分のご近所まで戻って渋谷近辺を観光することにする。
ちょっと舌打ちしたい気分だけど、仕方ない。
初めて会ったティーンズガールは、「小学生と中学生?」って
勘違いしちゃうほどに幼く見える。
しかも、好きなものはアニメとリラックマ。
あれこれオシャレスポットを考えていたけれど、それを聞いた瞬間、
急きょルートを変更。
表参道は割愛して、原宿&竹下通りを巡ることに。
「ショッピング好き」という割には、お買いものの様子は淡白で、
すぐに「次」「次」と進んでいく。
観察したところでは、「ジャンク」なものへの興味が高くて、
竹下通りで一番楽しそうにしていたのが、キャラクタ―ショップと
韓国アイドルのプロマイドショップ!
西海岸でも韓国アイドルは大人気なんだって。へええええ。
静かに、しおらしく観光するさまに、私は困りっぱなし。
「本当に楽しいんだろうか?」と何度も首をかしげました。
その家族がとにかく喜んだのは渋谷駅周辺。
スクランブル交差点やビルボードをぐるぐると見まわし、
とにかく写真を撮りまくっていました。
あれこれ反応がイマイチだったご一家ですが、
この場所は一番驚いたみたい。
楽しそうでほっとしました。
あと驚いたのは、とにかくゲーム好き!
いったいぜんたい、いくらゲーセンにつぎ込んだのか。
ディズニー好きなもんだから、UFOキャッチャーで
ディズニーモノがあると止まらない。
最後に訪ねた東急ハンズでも、ゲームを購入。
一番こまったのはごはん。
シーフード嫌いの父、ベジーな母、ポーク嫌いの娘1、
野菜好きといいながらレタスしか得意じゃない娘2。
「途方に暮れる」とはこのことで、数か所用意していたレストランは撃沈。
「じゃあ、デニーズだね」と、のど元まで出かかった。
そこでしか出会えない異質なもの、食べられないものに
期待をして旅行に出かける私からすると、7割強「?」なご家族でした。
彼らの目に、東京はどう映ったんだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿