5日は築地市場の仕事初め。
用事があって、昨年の夏にお世話になった喫茶店を訪ねたところ、
仕事初めとあってとても忙しそう。
店には築地の旦那衆が次々と挨拶に現れ、
お年賀タオルを渡したり、渡されたり。
ところが、お店のツートップ(店主&No1の店員さん)のお二人は
私のことをしっかり覚えていてくれていたようで、
「お!珍しいお客さんだね」と嬉しいお出迎えをしてくれたのでした。
この日はマグロ問屋の旦那にも用事があって、
(って、私は何の仕事をしているのか)久々に競り場のほうへ潜入。
初めて知ったけど、築地には独特の住所表記があって、
喫茶店の店主から書いてもらった
「第三大通路の53~60コーナーの59」という、まるで暗号のような
メモをたよりに、一人マグロ問屋さんを訪ねた。
※この住所、場内では本当に役立つ!
喫茶店の店主に「無事にたどり着いた」とお礼方々、
ついでにコーヒーを飲んで一休みをする。
お店の人と話しながらも、お隣に座ったおじさんたちの会話に耳を傾けると、
香港の富豪と高級寿司店の久兵衛が、大間のマグロを高値で
競り落とした話に夢中な様子。
「あ~、築地ねえ」とコーヒー片手にしみじみしていると、
店主が近づいてきて、「まあ、これで汗でもふいてよ」と
イキな一言とともに、私にもお年賀タオルが!
おー!
私も築地の仲間入りをしたようで、嬉しいサプライズ。
私がひとり喜んでいると、隣に座ったどこかの店の人が、「安いタオルだけどよ、汗と涙はよく吸うよ」と一言(笑)
この店に集う人って、どうしてこうも素敵なことを言うのかしら。
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