2010年1月6日

新春大歌舞伎



休み明けから仕事で大慌てだった。
そんな時に限って、「歌舞伎のチケットが余ってるけど」という連絡。
仕事を終わらせずに行くべきじゃないのはわかっていたけど、
取り壊し間近の歌舞伎座で歌舞伎鑑賞のチャンスを
逃すわけにはいかない。

勇気を出して半休をとり、慌てて歌舞伎座へ。





噂の海老蔵の12変化かと思ったら、
勘三郎、団十郎、幸四郎、染五郎が出演のクラシックな演目でした。
それでも、幕間席でしか歌舞伎を見たことがないので、
非常に楽しい時間でした。
午後4時40分、開演。




午後9時半までの長い時間、何度も休憩が。
特に食べるつもりはなかったけど、お店を見ているうちに
流れで幕の内弁当を購入。
食べるべき場所で、初めて「幕の内弁当」を食べた。





5時間の歌舞伎が終了。あー、楽しかったなあ。
今の歌舞伎はせりふに「マクドナルド」や「浅田真央ちゃん」が
出てくる。なんと斬新なのかしら。

私はイヤホンガイドを借りなかったので、
借りた友人の翻訳をちょこちょこ聞きながら鑑賞する。
友人よ、どうもありがとう。
ストーリーを逐一理解していたわけではないけど、
十分楽しめました。
印象的だったのは、歌舞伎の衣装。
着物の表地と裏地の驚くような色の組み合わせに、
ドキドキしっぱなしでした。
紐や足元、裏地など、ちょっとしたところに蛍光色のような
差し色を入れているあたり、なんとオシャレ!
動きによってチラっと見えるあたりが憎いのです。
年明けから良い時間を過ごして大満足だったけど、
家に帰って、やはり仕事の続きをしないといけないので、
舞台後、お茶も食事もなく、泣く泣く帰宅。
えーん!


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