この人はいつもこういうことを言っている。
ついでに、自分の本の宣伝に、カツマーの敵である香山リカを
引き合いに出してきた。
「断る力」のポーズにも驚いたけど、宣伝戦略も進化している。
メディア露出が増えるたび、なんだか容姿も洗練されてきた。
ブログでは人気モデルと「ごはん友達」であることを披露しているけど、
それも「売り出し方の一つ」ではないかと疑ってしまう。
新聞でも自己啓発指南を連載中。
一応目を通すわけだけど、
「自分ばかり損していると思うな」だとか、
「1日15分の努力が10年後を変える」だとか、
「3年後の理想像を書き出しておく」だとか、
小学校の先生が絵日記に書いていたようなことを朝刊で見るたび、
「そんなことできたら苦労せんわっ!」とカッカしてしまう。
おかげさまで目が覚めるわけです。
しかし、いつからこんなに自己啓発本が増えたのかしら。
「××力」だとか「〇〇せよ」みたいな本を店で見るたび、
のび太君が主役のアニメで育った私はゾーッとしてしまう。
人生がこんな風に文字で指南できたら誰も苦労しないし、
何かが出来なくたって出来ないなりの人生がある。
それではいけないのだろうか。
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