2010年2月10日

Korea 2nd day ②


さて、日が暮れてきて、グッと寒くなった韓国。
歩きつかれてグッタリしたところで明洞に戻り、
みんなでマッサージなんか受けてみたり、
足りなくなったお金(ウォン)を調達したり、
夜にもうひと遊びするための準備に忙しい。

こちらは、路上で売っていたカステラ的なお菓子。
ふわふわのカラメル焼きのような食感の生地の中に
タマゴを落として焼いたもの。
想像しづらいけれど、これが非常に美味しい!
1個、70円くらい。



午後8時すぎ、お土産を買いに韓国の大手スーパーマーケット
「ロッテマート」へ。
ここでは個々に散らばってお土産を物色する。
私が真っ先に向かったのはキムチ売り場。
ずらっと並ぶ各種キムチにわくわくし、あれやこれやと味見をする。
実はお土産にキムチを買うことを見越して、日本から
ちゃんとジップロックも持ってきていたので、
しっかり牡蠣キムチと白菜キムチを購入。
牡蠣のキムチはスーパーで売っているようなキムチ瓶にたっぷり、
白菜キムチは一株丸ごと売っているので、パッキングしたら
やや小さめなラグビーボールくらいの大きさに!

これを抱えて集合場所に行ったら、「ナニ買ったの!?」と
驚かれた。


コチュジャン売り場は真っ赤!
やっぱり食品売り場は楽しい・・・けど、気分の高揚感は
アメリカほどではないね。
まずビジュアルのパンチが少なすぎるし、
やっぱりハングルが読めないのが致命的。





さて、こうして買い物をしているとあっという間に午後10時。
ここらでいよいよ夕食!

今夜はcasa brutusの韓国鍋特集に出ていたとある店にやってきました。
ここに来るまでは韓国タレントに全く興味がなかった私だけど、
「ユンソナちゃんオススメだって~」と本気でわくわくしてしまう。
ところがこの店!席に案内されて、お水まで飲んだのに、
「出ようか・・・」と相談したほど、非常に高級。
「ちょっと高いね」くらいではなく、「そんなお金ないよ」というほど。
ユッケは2000円、カルビは一人前1900円!?

緊急会議の結果、時間が時間だけに「2軒目~」という雰囲気を装って、
casa brutusに出ていた牛肉チゲを2人前だけ食べて出よう、ということに。
写真のこの鍋(2人前)で3500円なり。高すぎでしょ。
4人いたから一人当たり笑える額だけど、韓国ではアリエナイ。

casaではユンソナちゃんが、「韓国に帰ると必ず立ち寄るの」と
微笑みながら言っている。
日本ではバラエティに出ていて軽いタレント的なポジションだけど、
母国では相当なセレブなのか。
こちらは街の焼肉屋を目指したのに、うっかり叙々苑の游玄亭に
迷い込んでしまったような気分。
ギャフン!




さっきの鍋を4人で分け合って満足できるはずがない。
タクシーを飛ばして新沙エリアまでやってきました。
もうアテもなく、なんとなく混んでいた店に入店。
すると、こちらも特殊な「生肉専門店」だった。

こちらではユッケビビンバをまず注文した。
(横は自動的に出てきた牛肉のスープ。美味!)、



こちらカルビチムというお鍋。
これは美味しかったけど、さすがにお腹いっぱい。
随分若い人が集っているお店だった。
ひたすらにユッケばかりを食べていて、前に座ったカップルは
「ざるそば追加~」という軽い雰囲気で、
サッサとユッケのおかわりを注文していた。
あんなに生肉を食べて大丈夫なのかしら。

さて、このあたりで午前0時半。
皆さんとお別れして、私は一人タクシーでホテルに帰る。
漢南地区からホテルがある明洞まで、地下鉄でも20分以上かかる。
結構な距離だったので、どのくらいのお値段になるのかドキドキしたけど、
深夜料金を加えても800円!
外はまたも-13℃とかなので、非常に助かる。



ホテルに到着したのは午前1時。
ホテル前のコンビニで、韓国女子がよく飲んでいた飲み物を買ってみる。
飲んでみると、これは「バナナ牛乳」。
おいしかったけど甘すぎて半分でギブアップ。

部屋に帰ってからも、お酒の力なのか唐辛子の力なのか、
とても元気だった私は、今回の旅行で果たせなさそうな
チムジルバン(温泉施設)を体験しようと、
ホテルの地下の温泉へ行くことにした。

これが予想以上に楽しい!
お金を支払うと健康ランドのようにロッカーの鍵と着替え&タオルを渡され、
あとは自由。
今回は汗蒸幕(ドーム型のサウナ)を試したかったので、真っ先にそちらへ。
何種類もあるサウナを試しては、冷凍庫のような部屋に入る・・・を繰り返し、
疲れたらオンドルにごろんと横になる。
午前2時なのに、恐ろしい数の男女がオンドルにゴロゴロしている様子は
何とも奇妙で壮観!

汗をたっぷりかいたところで温泉へ。
これも要所要所でカルチャーショック☆
まずは浴室に置いてあるゴミ箱を見て驚いた。
日本の銭湯ならせいぜいシャンプーの空きボトルや
石鹸を包む紙くらいだろうけど、こちらはほとんどが食べもののゴミ。
ヨーグルトからフルーツジュースのボトル、バナナの皮までなんて多彩!
入室するなり、どの人も必死であかすりをする様子を見て、
「あ~、韓国!」と嬉しくなってしまった。

極めつけは、あかすりコーナーに常駐する「あかすりおばさん」。
随分太ったおばさんなんだけど、あかすりをする時の軽快な動きと、
「究極セクシー」な格好を目にして、声を上げて笑いそうになった。
豊満なバストを隠すのは、何故か「目の検査」程度の小さなブラ。
それなのに、なぜか猪木級の黒いデカパンといういでたちは
アンバランスかつアバンギャルドすぎる。
受付で「あかすりはどうしますか?」と尋ねられ、
「様子を見てからにします」と答えた私は大正解だった。
あんなおばさんにあかすりされても、笑いをこらえるのが大変だったはずだ。

そんなこんなで、すっかりチムジルバンを満喫。
お部屋に戻ったのは午前4時だった。



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