2010年10月9日

Oct 6th London 1st day

10日間の休みをとるって、本当に大変だった。
久々のヨーロッパ旅行だし、地図を眺めたり、
ガイドブックを熟読したりしたかったけど、そんな余裕はなし。
とにかく成田空港に来て飛行機に乗った・・・という感じ。

旅はどたばたと始まりました。


ロンドンまではバージンアトランティック航空で。
隣の日本人グループが、「イマイチだよね」とひそひそ話しているのを横に、
お昼も食べずに搭乗した私は、ガツガツと食べきる。



映画を2本見て、お酒の勢いを借りて1時間くらいウトウト。
ウトウトの合間にアイス&サンドイッチのおやつをしっかり食べて、
本を読んでいたらあっという間にイギリスが近くなったらしい。
着陸前のごはんは「テリヤキライス」。
「テリヤキ」とか言っておきながら、ごはんをほじくって探しても、
チキンもビーフもポークもなく、テリヤキ味の野菜&汁だけ!
ひどいではないか。



イギリスはちょうど10年前に来たっきり。
その時はパリからユーロスターで入国したから、書類を出すだけだった。
時は過ぎ、テロが頻発するご時世だからか、入国はすこぶる厳しかった!
まず入国審査まで1時間ほど行列に並び、その後は質問責め。
「ここで悪態をつくと、本当に入国できないんじゃないか」と心配になるほどだった。

とくに、「一人旅」に関しては超厳重。
「なんで一人なの?」「どうして一人でヨーロッパなの?」
「イギリスに友達いないの?」「イギリスで何するの?」などなど。
イギリスに友人がいるのは事実だけど、住所も仕事のことも知らないから、
下手に言うとやっかいそうだと思い、
「友達がいないからイギリスに一人で来ました」と言いきってみる。

「目的は美術館です。とても好きなんです」と当たり障りないことを
言ったつもりなのに、「どこの美術館に行くの?」と聞かれて、
「テートモダン」と言ったあたりから、状況が狂い始めた。

「君、テートは美術館じゃないよ、ギャラリーだよ」
「私にとっては、美術館もギャラリーも同じ意味です」
「あんた、そりゃわかってないな・・・」と延々と続く。
こんなくだらない押し問答をやってるから、こんな行列ができるんじゃん。
思わずチッと舌打ちしそうになるけど、高いお金を払って来ているのだから、
「わたし、ふつーの日本人なんだって」とニコニコ笑ってやりすごす。
アメリカだったら、「美術館を見に来ました」なんて言うだけで、
「いい趣味だね!」と言いつつ、すぐにハンコ押してくれるのに。

晴れて入ったイギリスはとてもいい天気。
3時に着陸したのに、入国審査の悪代官のせいで、
荷物をピックアップした時にはすでに5時すぎだった。
ヒースロー空港から、明日のフライトがあるガトウィック空港に
1時間かけて移動する。
ガトウィックで1泊して、明日の早朝のベニス行きに備えるつもり。


明日の8時のフライトまで、12時間弱の滞在。
短い時間だし節約もしたいので、かなりキテレツな選択をしてみました。


ヨーロッパ版「カプセルホテル」です。
その名も「yotel(ヨーテル)」。
空港近辺のホテルは数々あるけど、搭乗口まで「徒歩わずか2分」が売り。
一番泊まりたかった空港直結のヒルトンが1泊1万4000円。
ヨーテルはその半額の7000円弱です。



部屋に入って驚きました。
本当に「カプセルホテル」的!
部屋のあまりの小ささと、窓なし空間の圧迫感におののいてしまったけど、
泊まると決めたから仕方ない。
でも落ち着かなくて、荷物を置いて即空港のカフェへ。
カフェで限界まで粘り、眠くなった時点でホテルに戻り、即就寝。
この空間ではほとんど寝ていた感じ。



トイレ&シャワーも同じユニットに入っているので、
完全個室ではあるけど・・・。
今度泊まるなら、たとえ12時間以下の滞在でも倍のお金を払って
ヒルトンにすると思うな。

 

2 件のコメント:

るみ さんのコメント...

わー!!いつにまに!?いってらっしゃい!

No.3105 さんのコメント...

10日間か、長いな・・・。
なーんて思ってたのに、もう帰ってきちゃったよ。

すごく楽しかったよ。
旅行の模様はちびちびアップするからお楽しみに!