2010年6月12日

北九州出張 その2




これまでの歴史、周辺の土地について等等、
あれこれと聞くこと数時間。
「んじゃ、もうこれでこの話は終わりね」と相手の方から
一方的な終了宣言。

「これで終わり」とは仕事の話で、
「他にもね、アナタが好きそうな建築がいっぱいだから」と
北九州エリアの建築見学へ連れていってもらう。



安川電機本社(1953年、アントニン・レーモンド設計)




こちらも上に同じ。これが会社の社屋だなんて。




風変わりな倉庫・・・とおもったら、銭湯だったらしい。現在は閉店。
その後調べたら、ブルーノ・タウト設計説が出てきた注目の建物とのこと。
「え?どこがタウト?」と思ったけど、



細~い路地の先にあるエントランスが非常に独特!
これだけ変わっていると、タウト説も「そうかも!」と思ってしまう(適当)。

学校を出て久しい私は、もはやただの「建築ファン」。
それなのに、
「君、分離派建築の集団についてどう思う?」とか、
「近代建築のターニングポイントはいつだと思う?」とか、
高度な質問が相次いで、私の頭はショート寸前。
ない頭脳をフル回転させて答えるも、頭から湯気が出そう。



八幡市民会館(村野藤吾設計)



八幡信用金庫本店(村野藤吾設計)




NTT門司(1924年、山田守設計)




門司港駅でゴール。
「西は日が長いのよ」と現地の人から言われていたけど、
この時点で午後7時。
門司港周辺では、明るい中でスーツの人たちがお酒を飲んでいた。
羨ましい!

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