2011年12月4日

Nov21th: Paris 4th day

ホテルの周辺にも美味しいお店やかわいいお店が多く、
今朝は、近所を散歩することにしました。
あてもなくブラブラしていたところ、なにやら美味しい気配を
まとったお店を発見。
それは、「パン好きの聖地」といっても過言ではない、
ポワラーヌのお店でした。

ご近所の人が次々とカンパーニュやバゲットを買い求めるなか、
私がくぎ付けになったのはこの骨クッキー。
フランスのイラストレーター「Kuntzel Deygas(クンゼル+デガ)」
とのコラボレーション商品で、どんな味なのかもわからぬまま
すぐに買うことを決めた。

※帰国してから食べたら、なんと激しいコショウ味。
大人な味すぎて、いまだに食べられない。


ポワラーヌで美味しそうなアップルデニッシュを買いました。
卵なんかでお化粧していないツヤなし、ガッシリな姿はかなり武骨。
朝ごはんを食べたばかりだけど・・・、



たまらず公園で食べる。
美味しそうに見えないけど、信じられない美味しさ!
パイの柔らかさ、さくさくぶりが絶妙で、
日本では食べたことのないバターの香りが!
太ってもいい!



さて、今回のパリ旅行の目的のひとつ、
エルメスのサンジェルマン・デ・プレ店にやってきました。
大きなブランドは右岸にありがちだけど、
お花屋さん、カフェまでそなえた大規模なお店を
左岸に出すのはエルメスとして異例らしい。



お店のデザインは坂茂さんです。
写真を撮っていいか聞いたところ、「OK」どころか、
お店の人はとても親切で、あれこれ説明してくれました。



リノベーションした建物とは聞いていたけれど、
なんともともとプールだったらしい。
ものすごくカッコイイ黒人の店員さんだけど、
「あなたがいるところはプールの中でね」と、泳ぐ真似をしてくれる
などなど、とにかくサービス精神旺盛です。



お店はアート心、遊び心あふれる
本当に素晴らしいものでした。



開店の午前10時半と同時に入店したけど、
さっそく買い物をし出したのは中国人と日本人。
みんなお金持ちでいいなあ。




そんなアッパーな世界から、向かったのは庶民すぎる庶民の
激安スーパー「TATI」。
このロゴのかわいさに憧れて来たのだけど、事前に調べたところ
日本では想像できないハードな過去があるもよう。
このエリア自体、移民が多く住んでいた町。
そんな場所で根を張る「TATI」で買い物したら、ロゴがドーンと
入ったビニール袋は隠して持つのがパリの常識・・・。
今もそうなのかしら?
そんな「TATI」のロゴ入り袋がほしくて、何か買い物したかったけど、
どれもこれもジャンクすぎて、買い物できず。
お店の人に「袋がほしい」と英語で話しかけるも、
さすがに英語が全く通じず、断念。



たしかに、このドレスが5.99ユーロは安すぎるね。


モンマルトルも近いこのエリアは、布&手芸の問屋さん街もある。
とくに布が必要なわけじゃないけど、
結構おもしろくてブラブラ。

お店によっては本当にかわいい布を扱っている。
たとえばこの布テープ。
日本でこんなかわいい布テープ、見たことない。
何に使うわけでもないけど、ついつい購入。

ここにきて始めて思ったけど、フィート&パウンド表記のアメリカに
比べ、パリはメートル&キロ表記ですごく助かる!



モンマルトルの丘からパリを見下ろしてみました。
狭い道の上り坂を歩いていると、10年前のパリにきたとき、
ここらへんにあるシャンソンクラブに来たのを思い出しました。
「おしゃれな場所」を求めたはずなのに、
日本でいう「歌声喫茶」的な場所で、非常にダサかった
覚えが蘇ります。

来年にパリに引っ越す予定のアメリカ人・Jason君によると、
「モンマルトルが一番イケてる」とのこと。
本当かしら?



歩いていると、さすがにおなかがすいてきて、
モンマルトルであれこれ探すも、決め手にかけるお店ばかり。
そのさなか、端正な顔だちのネコに出会いました。

おなかが空きすぎて限界が近く、仕方がないので、
「行ってみたい」とリストアップしていたお店に行くことにしました。
モンマルトルを後にして、レ・アール駅に逆戻り。


場所はレ・アール駅から降りてすぐの、「Au Pied de Cochon」という
ビストロです。
大型店で通し営業と知っていたので、お昼から外れた時間でも
入りやすそう・・・、と思ったけど意外なことに結構なにぎわいで、
10分ほど待つことに。

何度かビストロにくると、なんとなくパターンがわかってきて、
お昼の定食は「前菜&メイン」か「メイン&デザート」かを
選んでだいたい12~19ユーロ。
こちらのお店は「高そう」と思った通り19ユーロで、
ワインも頼んだので、23ユーロ。

ちなみに、ワインには全く知識がないので、
「おすすめ」のワインを聞いたところ、「今はボジョレー」と言われ、
舌打ちしたい気分に。
ところが、このワインが本当においしかった!
舌打ちしてごめんなさい。

写真は「食べ放題」のリエットで、危険なおいしさ。
おなかが本当に空いていたから、お料理が出てくるまで、
リエットを半分くらい食べつくす。


今日は前菜に香草入りのテリーヌを頼みました。
豚足で有名なお店らしく、テリーヌにも豚足が入っていておいしい!


午後2時半ともなれば、結構一人客も目立つ。
雰囲気よさそうなこのおじさんは、一人新聞を読みながら
デザートまで食べきっていました。


じゃーん。
今日のメインは王道「鴨のコンフィ」です。
下は大量のズッキーニ(大好き)!
おいしかった!
繊細とは程遠いお味ですが、大満足です。

巨大なワイングラスだったので、かなり酔っぱらっていい気分。
次はどこへ行こうか。


ふらふら歩いていたら、見覚えのあるロゴを発見。
オランダのおしゃれスーパー「HEMA」です。
すべてがオリジナル商品で、激安なのに商品は驚くかわいさ。
大学時代、「建築見学」と称して出かけたオランダで、
ほとんどの時間を「HEMA」で過ごしたわたし。

再会できて感激!


キャミソールだって4ユーロ程度なのにこのかわいさ。
ただ、ここは小さな支店で、大人サイズがなかなかそろわず。
ああ、ほしかった。

さて、ちょっとくらい「フランスっぽい場所」に行こうかと、
夕方閉館前に、オペラ座にやってきました。
この日はオケのリハーサルにつき、ステージは見学不可。
でも、「明日以降は全部クローズ」と聞いて、
一部だけ見せてもらうことにしました。


実はこの手の建築って、それほど興味がなかったけど、
実際に見るとそれはそれは迫力があって素晴らしい。

大階段で何やら記念撮影をしているこの御一行様。
驚くことにみなさん、パリで完全な訪問着姿でした。
オペラ座を撮影すると同時に、みんなこちらの団体に興味津津。
本当に目立っていたし、それはそれはかっこいい!

中にはまだ10代後半~20代前半くらいの雰囲気で、
オフの時の舞妓さんのような髪型の女性が混ざっている。
着物の着方を見ても、お茶とかお花以上に着なれた感じは、
本当に舞妓さんなのかしら。


空間も素晴らしいけど、細かい調度品もすばらしい。
このドアはオールビロード素材。
点点の部分は、きちんと鋲を打っていてオシャレです。


オペラ座から市内を眺めた一枚。
今回、一番「パリに来た」と思った瞬間かも。


ミュージアムショップでは、ダンスシューズ&トウシューズを
売っていた。
かわいい上に安くて、うっかり買ってしまいそうになる。


こちらはデザイナーもののレッスン着。かわいいなあ。

そうえいば、バレエシューズの総本山にも行っていなかったので、
寄ってみました。
入ってみたら、お客さんは100%日本人でした。
レペットの靴ははきやすくて、かなりな数を持っている私。
「買っちゃいそう」と思ったけど、日本より半額近いお値段に胸打たれ、
一目見て「かわいい!」と思った2色使いのバレエシューズを購入。
ああ、ああ・・・。

街はクリスマス一色です。


今年は「ロックンクリスマス」がテーマだそうで、

ショーウィンドウもロックな雰囲気。
デパートをはしごし、隅から隅まで見てへとへと。

そして、お昼のコンフィ&リエットの満腹感が消えず、
今更、再びフレンチ・・・という気がしない。
珍しいことだけど、晩ごはんはパス。


ホテルに戻り、エッフェル塔を眺めながら、ぶらぶらと散歩。

ホテル近くのスーパー「MONOPRIX」で商品チェック。
ついつい大好きなバターコーナーに吸い寄せられて、
発見した新アイテム。
なんと、エシレバター謹製の「バタークリーム」!!
このままこれを買って東京に直帰したい。
絶対においしいに決まってる。

これを購入して、明日のホテルの朝食に持ちこもうか
真剣に考えたけど、あと1回の朝食で捨ててしまうことを
考えればあまりにももったいない。
く~、くやしい、くやしい。

ロブションさんは全くハンサムじゃないけど、
この安売り感を日本でいうなら、川越シェフのような
立ち位置でしょうか。

バニラビーンズの粒粒感を強調したこのパッケージ、
なんだかとても美味しそうで、買ってみる。
「2つ入り」というフランスにしては小さなサイズなのも珍しい。

アメリカでは、パッケージの期待を見事に裏切る
「大味」っぷりに毎度泣いてきたけれど、
こちら2つで300円足らずのクレームブリュレなのに、
鼻息荒くなるほどおいしかった。
濃厚でクリーミー、上等なバターの香りも漂います。

バニラビーンズの粒粒感は嘘ではなく、
ついでにお砂糖をかけてオーブンで焼く・・・という仕上げをすれば
さらに美味しく食べられるという代物。すごい、すごい。
でもひとつ食べて400カロリー!菓子パンひとつ分です。
美味しいけど、怖い!

2011年11月22日

Nov20th: Paris 3rd day


日曜日の朝も、いたるところで蚤の市やマルシェが
開催されているらしい。
今朝来たのはバスチーユのマルシェ。
バスチーユはサンジェルマン・デ・プレと違って、降り立った瞬間、
「庶民!」と感じる街でした。
ちょっと汚くて、ちょっと柄が悪い。うまく説明できないけれど、
良くも悪くも、10年前に感じたパリの「匂い」みたいなものを
ふわっと感じる場所でした。
会社の同僚は、「私はパリに何度も通って、バスチーユが好き」と
言っていたけれど、わからないわけでもない。
(私はイヤだけど)


パリのマルシェで感じたのは、買い物客の6~7割くらいが男性だった。
こちらキノコ専門のお店。
じっとみていると、なにやらフランス語で話しかけられたけど、
もちろんまったくわからず。
おじさんは、「このキノコはね、ガーリックとバターでさっと炒めると
おいしいよ!」と言っていると解釈し、
「Oui, Oui~」となんとなく相槌を打ってみる。



ベトナム料理屋さんもあった。
今朝起きたとき、「あー、すっぱい麺類が食べたい」と思った
気持ちが通じたように、パック売りのフォーがたくさん並んでいる。
食べたい、すすりたい!

正しいフランスパンはこう持つのね。
さて、2日間パリの市内の人ごみで疲れたので、
今日は市街地にショートトリップ。
バスチーユをお昼前に去り、向かうのはメトロの先のさらに先。
RER(フランス国鉄)に乗り換えて、Poissyという駅に向かいます。

ところが、メトロからRERに乗り換えるのに、
なぜか乗り換え口が見つからず、時間がかかって1時間ちょっと。
RERは「ちょっと危険」と噂は聞いていたけど、
確かにちょっと物騒な感じ。
絶対にウトウトしちゃいけない雰囲気です。
少し離れた席から、少年が鋭い目で私を見ている。しっかり、私!

車内で緊張したけど、ますます緊張したのはPoissyに近づいてから。
ものすごく怖い雰囲気!
なぜお昼間からあんなにたむろしている黒人がいるのか!?

ガラーンとしたPoissy駅に着きました。
パリ市内と気温が2~3度違うと感じる寒さです。
普通の人もいるけど、お迎えの車にササっと乗っていっちゃって、
あっという間に私一人になりました。
駅にとどまるも地獄、進むも地獄。
でも、まっとうな時間だし、せっかくここまで来たのだからと、
競歩級な早歩きで目指す建築へ行く。

本当はPoissyでお昼でも・・・と思ったけど、日曜日でお昼ごはんを
食べる場所なんて何にもない。
駅から離れれば怖い人はいなくなったけど、かわりに人もゼロになった。
そこでまたもピンチ。「すごくトイレに行きたい!」

ウロウロしたところ、退廃的なカフェ(?)を発見。
勇気を出してドアを開けたら、これまた失敗。
なんだか柄の悪い男性100%のお店でした。ギャフン!!
ここでうろたえると「アイツ、なんだ」って思われてしまうから、
努めてクールに、「ホットチョコレートください」。
屈強な男性陣が全員アルコールを摂取しているなか、
謎のアジア人女性は一人ホットチョコレートを飲みながら、
お手洗いを借りるタイミングを見計らうのでした。
(トイレはこれまた恐ろしい地下室)

私が恐れたような「地下室監禁」なんてことはなく、
トイレを済ませたならこっちのもの。
試飲のような速さでホットチョコレートを流し込み、
脱兎のごとくカフェを後にしたのでした。あー、怖い。



どんどん森の奥へ。
パリは青空だったのに、1時間電車に乗ればこんなに不吉な天気に。


やってきたのは、建築界の巨匠ル・コルビジェのサヴォワ邸です。
建築を学ぶ上で最初に学ぶのは、パルテノン神殿かサヴォワ邸か、
そんな基礎の基礎。バイブル的な建築です。

実はここに来たのは2度目。
最初は建築の「け」もわかっていない大学1年から2年にあがる時に。
研修でバスで連れてきてもらったもので、Poissy駅がこんな場所だとは
思いもしなかった。



卒業してまるで関係ない仕事に就いたけれど、
卒業後のほうがむしろ精力的に建築を見ているような気がする。
この建物についてちょっとは理解力が増えたのかどうか、
確かめたい思いもあって再訪したのでした。






建物を出るころにはすっかり晴れていました。



館内のノートを見ていると様々なことが書いてある。
下世話と思いながらも、日本人の感想をナナメ読み。
コルビジェへの思いを熱く語る人もいれば、
「明日の試合、絶対勝つ!」と、フランスで何の試合(柔道?)か
興味津津の書き込みまで、多種多様です。

およよ、こちら日本では知られた方ですが、ご本人でしょうか。



見終わったころには空腹も極限!
ついでに、パリの市内仕様の格好で来たもので、
この白い息が出る極寒の気温のなか、素足にバレエシューズという
軽装で来てしまった。
空腹→エネルギー欠如→保温効果減→寒い・・・という単純体系な
私にとっては、空腹&素足は命にかかわる。

小走りでモンスターがうようよするPoissy駅へ。



パリ市内に入り、見慣れたメトロ車内。
こういう色遣いのおじいさんを見ると、「おしゃれだな~」と思う。
今は冷静に見られるけど、「赤い靴下がおしゃれ」っていうより、
当時は「靴下がうらやましい」と思っていた。



極度におかなが空いていて、「こんな時はアレ!」と決めていたのが、
マレ地区にあるユダヤ人街のファラフェル。
10年前にパリに来たとき、なんとなく入った店のファラフェルの味に
衝撃を受けたもので、今回もどうしても食べたかった。

ところがどういうことか!
その店の前には、かつて新宿のクリスピークリームに見られたような
トグロを巻く行列が。
その行列を見た瞬間、泣き崩れそうになった。
ほ・ん・と・う・に、空腹なの!!



怒り心頭の私は、何の予備知識もなく、
石を投げて当たったようなお店に入店。
ほどなくして美味しいスープと、


フライドポテトで覆い隠されたラムチョップを食べてご満悦。
謎のアジア人女性が一人、ラムチョップを食べて息を吹き返した
瞬間でした。絶品じゃないけど、ワインも付けて20ユーロくらいだし、
まあ許す。

これからは関西のおばちゃん並みに、ポーチにお菓子をしのばせようと
決心した日でした。

さて、日曜日はお店はほとんどクローズなのでショッピングは望み薄。
夕方にかけてポンピドーセンターで過ごすことにしました。



なんとなく来てみたら、「ムンク展」を開催中。
ただ、「叫び」とか有名な絵が並ぶのではなく、
ムンクが執拗に描いたテーマを探る面白い企画でした。

この場でわかったのは、ムンクの異常な執着心と精神性。
たとえばこの絵。題名はなんと「Dead body on the road」。
黒々と塗りつぶされたものが死体らしいが、
ぐったり感や力なく重そうな体の雰囲気がよく伝わる。
こんな感じで「死体」が横たわる作品はいくつも描いていたらしい。
そのほか、火災で炎上する家や、夢遊病のように裸で歩く女性など、
そういう恐ろしいテーマを手を変え品を変え、
何枚も練習しているペインティングがずらっと並ぶ。

ムンクの作品は、遠ざけたいようでいて、ホラー映画のような癖になる感覚がある。
今回はホラー映画を恐る恐る覗き見るような感覚で2時間近くかけて展示を楽しみました。



案外高層なポンピドーの最上階からは、素晴らしいパリの夕焼けと、
ライトアップされたエッフェル塔が見えました。



別室では草間大先生の展覧会も開催中。



やれやれ疲れたので、カフェでひと休み。
「さっぱりしたものを・・・」とまたもDiet cokeを頼んだところ、
こんな紙の試飲カップのようなコーラで4ユーロって!
ひどいなあ。もうけ過ぎじゃない??



Nov19th: Paris 2nd day


土曜日なので、今朝はヴァンプの蚤の市にやってきました。
am10:00、駅に降り立ち、「さてどっちか・・・」と思っていたら、
大量の日本人がどやどやと。
道を聞かなくてもどっちに進めばいいのか、よくわかりました。

蚤の市に足を踏み入れてすぐ、アンティークの着せ替えパーツを発見した。
「かわいい!」と小躍りしたのもつかの間、
じーっとみると、今の紙をわざとヨレヨレ加工にしたものだと気づく。
なんか興ざめ!



「お、いいな」と思うものは人並みなお値段で、
ロンドンに続き、蚤の市に対する期待と実態がなかなか合わない。
ただ、蚤の市のオーナー陣にはなかなか興味深い人がいて、
こうしてお店そっちのけでチェスなんかしちゃっているおじさんを見ると、
そっちのほうに興味がわいちゃう。



蚤の市は完全に空振りだったけど、天気の良さも手伝って、
まあまあ、来てよかった。
けど、2回は来ないかな。



さて、今回のパリ旅行で最も期待しているお店「merci」にやってきました。
ヴァンプの蚤の市のガッカリ感を帳消しにしてくれる、素敵なお店だった!
洋服も雑貨も食器も家具も、「ほしい~、ほしい~」と
心の中で何度も叫ぶ。
それにしても、雑貨は「made in Japan」率が高いのね。

日本でもあんなに露出しているのなら他の国でも同じらしく、
ここでもフランス語より英語、イタリア語が聞こえる率のほうが
高いような気がする。



午後1時もまわったので、私もここでお昼を食べることにした。
結局、one of ミーハーなのです。
かなり混雑していたので、「一人?10分くらい待って」と、
怪しい英語でお店の人から告げられる。
「フランスでは10分は30分のこと」と覚悟していたけれど、
意外にもきちんと10分で呼んでもらえた。ラッキー!

レストランはさすがにパリッ子率が高く、周りはほとんどフランス語。
黒板に書いてあるメニューも当然フランス語。
さて、どうやって注文しようかしら。ちょっとわくわく。



たまたま給仕してくれた女の人が上手な英語で、
メニューを丁寧に説明してくれた。


ということで、昨日のリベンジ。
食べたいものが思い通りにやってきました。
心の底から食べたかった山もりの野菜!
これ、5種類くらいのサラダの盛り合わせなんだけど、
アジアっぽいスパイシーな味付け、酸味のあるビネガーの味付けが
絶妙にミックスしていて本当においしい!おいしい!
緑の飲み物はキュウイベースのミックスジュース。
これもおいしゅうございました。
確かこれで17ユーロくらい。
1ユーロ130円時代なら「ひょー、高い」って価格だけど、
おいしかったし、「merci」価格ということで許す。



クリスマス仕様で、お店の前も素敵です。



この日のパリは、コート着て歩くとちょっと汗をかく暑さ。
とにかくお天気がよくて、気持ちがいいのです。
このあたりから、地図にかじりついて歩くのも疲れちゃって、
とりあえずふらふらと歩きまわってみる。



merciのあたり「北マレ」というらしいけど、このあたりは
ユニークなお店が多くて、マレの次に「クールな場所」らしいけど、
なんとなく納得。
観光客が往来する通りにも、しっかりと存在していたコインランドリー。
なんかいいね。



ふらふら歩いていたのが功を奏して、
なんだか感じのいい本屋さん兼ギャラリーを発見しました。
ギャラリーでは、Nathalie Du Pasquierという作家の作品展を開催中。
フランス人らしいです。
この作品がとてもすてきで、てっきりペインターかとおもいきや、
調べてみたらテキスタイルデザイナーだった。
そして建築にも大きくかかわる人らしい。
販売していた手作り本がほしかったけど、手作りだけあって薄いのに
60ユーロ。ちょっと断念・・・。



昨年ロンドンで初めて見て「おもしろい!」と思った雑誌「apartamento」も
こんなにそろう。
この雑誌、すごく好みの雑誌なんだけど、日本だと2000円を超えるお値段。
かといって、この先、雑誌を何冊もかついで移動するのは避けたいので、
悩んだ挙句、泣く泣く購入は断念。



YVON LAMBERTという本屋さん兼ギャラリーでした。
いいお店に出会いました。チェック、チェック。
ちなみにニューヨークにも支店があるみたい。
次はニューヨークで!


写真が逆になったけど、この本屋さんでこれもほしかった!
アーティストが作った世界に一つのトートバッグ。
写真で見るとショボいけど、すごくかわいいリボンが縫い付けてあったり、
手作りのバッジがくっついていたり、
実際は手が込んでいてほーんとにステキ。

でも、これまでの旅行先、旅行先で異様な量のトートバッグを買っていて、
自宅には身に(手に)余るトートバッグを保有する私。
こちらも泣く泣く断念しました。
(「作品」ということで100ユーロ超えたお値段だったし)

と、モタモタしているうちに日が暮れてきました。
今夜はディナーの約束があるので、約束場所のレ・アール駅へ。



ビストロに入って何が食べたいって、
日本ではすっかり縁遠くなった「タルタルステーキ」!!
旅先ではお腹を壊すようなもの(生ガキとか)は避けてきたはずだけど、
今日はどうしてもどうしても食べたかった。

タルタルステーキを日本人の私が頼むと、
店員さんは、「お客さん、タルタルステーキは焼いていないお肉ですが
大丈夫ですか?」と心配そうだけど、声を大にして「Of course!!」。

とはいっても、日本のタルタルステーキと違って、
ちょっとした巨大ハンバーグほどの大きさの生肉がドシーンと
お皿に盛られてくるから面くらう。
まさにフライパンに向かう前のハンバーグのような状態。
でも、でも! 結局、「おいしい、おいしい」と完食しました。

まったくバカな理論だけど、中に混ぜ込まれたピクルスのお酢で
バイキンは殺菌されていると信じている。
友人の前では、「ふふふ、そんなはずないよね」と言ってはいるけど、
結構信じているの。



ディナーが終わり、ホテルへ帰る途中、
お昼はぱったりとシャッターをおろしていたお店が
夜な夜な開店してクレープを売りさばいていると知る。
遠目に見ていると、パリジェンヌが集って楽しそう。

「私もあの中に入りたい!」

近づいてみると、白いTシャツがまぶしい屈強なおじさんが、
せっせせっせとクレープを焼いている。
まるで寿司屋の大将みたいなその出で立ちにも興味津津。
てんこ盛りのフライドポテトを食べた後だけど、
「数駅メトロに乗ったら、ちょっと消化したかも」という気になり・・・・



お砂糖かけたクレープを注文。
まったく英語の話せないおじさんだったけど、
「お砂糖のクレープが食べたいの!!」という熱意は伝わったみたい。

じゃりじゃりした砂糖とクレープの皮、シンプルだけど、
すっごくおいしい!
これで1.2ユーロ。トレビアン!