ホテルの朝ごはん。割と普通です。
アメリカは食パンがぱさぱさで驚いちゃうけど、
イギリスは意外としっとり。おいしかった。
噂には聞いていたけど、ロンドンのホテルでは、
本当に掃除機の「HENRY君」が活躍していました。
びっくり!
今日はロンドン在住の同級生と朝から日曜日のアンティークマーケットを
散策しました。
昨日、慌てていったポートベローマーケットは、アンティークというか
ただの物売り市みたいな状態だったけど、
今日来たスピタルフィールズもやや同じレベル。
ウロウロしたけど特別な収穫はなし。
ロンドンなのに、美味しそうなベーグル屋さんがありました。
昔は治安が悪かったというこの場所は、どんどんオシャレスポットが
増えている模様。
クウネルっぽい雑貨屋さんや、
コンラン卿プロデュースのカフェもある。
ただ、どこもここも、よくいえば上品な感じ、悪く言えば東京にも同じような
場所はある。
さて、お昼の時間。
同級生のルームメイトRobyも加わり、一緒にランチすることになりました。
もちろんお昼からビールです。
「ロンドンに来たらサンデーローストでしょ」と言われたので、
指示通りサンデーロースト(ヨークシャープディング付き)と、
分厚いハムを焼いたようなプレートをみんなでシェアする。
念願のフィッシュ&チップス、おいしかった!
期待したビーフのサンデーローストは、
「すみませ~ん、ビーフを注文しましたけど」と言いそうになるような、
牛っぽくないお肉。
お肉の種類が選べたので、ローストビーフのような血が滴るような
レアの牛肉を想像したけど、焼きすぎなのかお肉の色が灰色で、
のどが詰まりそうなほどパサパサしている。
アメリカのお肉は「これを食べて狂牛病になったって仕方ない」と思うほど
美味しいものだけど、これを食べて万が一狂牛病になったら
悔やんでも悔やみきれない。
お昼を食べたあと、ハイドパークを散策していたところ、
なんとビックリ、池を泳いでいるおじさんを発見しました。
地元のRobyも「クレイジー」と言っているので、
東京で言うと、井の頭公園の池で泳ぐようなものかな。
「ネッシーじゃなくて、ハッシーだね」と同級生と話していたら、
Robyにウケたのが意外だった。
英語でもこんなややオヤジギャグっぽいニュアンスが伝わるんだ。
さて、今回の旅の二つ目の目的に到着!
Serpentain Gallery Summer Pavillion By Jean Nouvel
建物の前に卓球台があって、私たちも参加したかったけど、
なんと予約制で今日は満席らしい。残念。
結局、日が暮れるまでハイドパークにいました。
「ロンドンに来てやりたいことは?」と聞かれたから、
「覆面アーティストのBanksyの作品が見たい」と言ったら、
Robyが「僕も大好きだし、みたい」と。
サイトにアップされていた「Banksy 作品マップ」を頼りに、
ロンドンのあちこちに行ってみたけど、工事中だったり、
建物が新しくなっていたり。
当然、あんな一過性のゲリラ作品を地図通りに見つけることができず。
言いだしっぺは私だけど、Robyの「見つからないな。じゃあ次だ!」と
グングン探し続ける強靭なガッツに付き合いきれず。
「もう別な日にしよう」と説得し、ディナーを食べにいきました。
足が折れるかと思った。
そのBanksy worksを捜索中、偶然見つけた配送所。
素晴らしい !
くたくたになって、なんとなく入ったこのお店。
住宅地にあるカフェかと思ったら、結構有名なガストロ・パブ
「The Easton」というお店だった。
手前のRobyは香港生まれ。
ロンドンに10年も住んでいて、なんとロンドンに持ち家がある!
半日一緒にいたけど、ユーモアのあるナイスガイでした。
奥はRobyの写真クラブの仲間だって(笑)
写真クラブってなに?
何の魚かわからず頼んだら、どーんと1匹、白身魚のグリルが
出てきました。
ピラニアっぽいけど、とても美味しかった。
食べたことがないけど、たぶんピラニアもこんな味じゃないかと
思ってしまうような味。
ついでに頼んだタルトタタンもすっごい美味しかった!
私が頼んだチキン&キノコのポットパイ。
ロンドンとは思えない美味しさ(失礼!)でした。
これで10ポンドだとしたら、やはりオトレンギは高すぎる。
このままあれこれ話して、帰ったのは日付を超えたころ。
楽しい1日だった。