2011年11月22日

Nov19th: Paris 2nd day


土曜日なので、今朝はヴァンプの蚤の市にやってきました。
am10:00、駅に降り立ち、「さてどっちか・・・」と思っていたら、
大量の日本人がどやどやと。
道を聞かなくてもどっちに進めばいいのか、よくわかりました。

蚤の市に足を踏み入れてすぐ、アンティークの着せ替えパーツを発見した。
「かわいい!」と小躍りしたのもつかの間、
じーっとみると、今の紙をわざとヨレヨレ加工にしたものだと気づく。
なんか興ざめ!



「お、いいな」と思うものは人並みなお値段で、
ロンドンに続き、蚤の市に対する期待と実態がなかなか合わない。
ただ、蚤の市のオーナー陣にはなかなか興味深い人がいて、
こうしてお店そっちのけでチェスなんかしちゃっているおじさんを見ると、
そっちのほうに興味がわいちゃう。



蚤の市は完全に空振りだったけど、天気の良さも手伝って、
まあまあ、来てよかった。
けど、2回は来ないかな。



さて、今回のパリ旅行で最も期待しているお店「merci」にやってきました。
ヴァンプの蚤の市のガッカリ感を帳消しにしてくれる、素敵なお店だった!
洋服も雑貨も食器も家具も、「ほしい~、ほしい~」と
心の中で何度も叫ぶ。
それにしても、雑貨は「made in Japan」率が高いのね。

日本でもあんなに露出しているのなら他の国でも同じらしく、
ここでもフランス語より英語、イタリア語が聞こえる率のほうが
高いような気がする。



午後1時もまわったので、私もここでお昼を食べることにした。
結局、one of ミーハーなのです。
かなり混雑していたので、「一人?10分くらい待って」と、
怪しい英語でお店の人から告げられる。
「フランスでは10分は30分のこと」と覚悟していたけれど、
意外にもきちんと10分で呼んでもらえた。ラッキー!

レストランはさすがにパリッ子率が高く、周りはほとんどフランス語。
黒板に書いてあるメニューも当然フランス語。
さて、どうやって注文しようかしら。ちょっとわくわく。



たまたま給仕してくれた女の人が上手な英語で、
メニューを丁寧に説明してくれた。


ということで、昨日のリベンジ。
食べたいものが思い通りにやってきました。
心の底から食べたかった山もりの野菜!
これ、5種類くらいのサラダの盛り合わせなんだけど、
アジアっぽいスパイシーな味付け、酸味のあるビネガーの味付けが
絶妙にミックスしていて本当においしい!おいしい!
緑の飲み物はキュウイベースのミックスジュース。
これもおいしゅうございました。
確かこれで17ユーロくらい。
1ユーロ130円時代なら「ひょー、高い」って価格だけど、
おいしかったし、「merci」価格ということで許す。



クリスマス仕様で、お店の前も素敵です。



この日のパリは、コート着て歩くとちょっと汗をかく暑さ。
とにかくお天気がよくて、気持ちがいいのです。
このあたりから、地図にかじりついて歩くのも疲れちゃって、
とりあえずふらふらと歩きまわってみる。



merciのあたり「北マレ」というらしいけど、このあたりは
ユニークなお店が多くて、マレの次に「クールな場所」らしいけど、
なんとなく納得。
観光客が往来する通りにも、しっかりと存在していたコインランドリー。
なんかいいね。



ふらふら歩いていたのが功を奏して、
なんだか感じのいい本屋さん兼ギャラリーを発見しました。
ギャラリーでは、Nathalie Du Pasquierという作家の作品展を開催中。
フランス人らしいです。
この作品がとてもすてきで、てっきりペインターかとおもいきや、
調べてみたらテキスタイルデザイナーだった。
そして建築にも大きくかかわる人らしい。
販売していた手作り本がほしかったけど、手作りだけあって薄いのに
60ユーロ。ちょっと断念・・・。



昨年ロンドンで初めて見て「おもしろい!」と思った雑誌「apartamento」も
こんなにそろう。
この雑誌、すごく好みの雑誌なんだけど、日本だと2000円を超えるお値段。
かといって、この先、雑誌を何冊もかついで移動するのは避けたいので、
悩んだ挙句、泣く泣く購入は断念。



YVON LAMBERTという本屋さん兼ギャラリーでした。
いいお店に出会いました。チェック、チェック。
ちなみにニューヨークにも支店があるみたい。
次はニューヨークで!


写真が逆になったけど、この本屋さんでこれもほしかった!
アーティストが作った世界に一つのトートバッグ。
写真で見るとショボいけど、すごくかわいいリボンが縫い付けてあったり、
手作りのバッジがくっついていたり、
実際は手が込んでいてほーんとにステキ。

でも、これまでの旅行先、旅行先で異様な量のトートバッグを買っていて、
自宅には身に(手に)余るトートバッグを保有する私。
こちらも泣く泣く断念しました。
(「作品」ということで100ユーロ超えたお値段だったし)

と、モタモタしているうちに日が暮れてきました。
今夜はディナーの約束があるので、約束場所のレ・アール駅へ。



ビストロに入って何が食べたいって、
日本ではすっかり縁遠くなった「タルタルステーキ」!!
旅先ではお腹を壊すようなもの(生ガキとか)は避けてきたはずだけど、
今日はどうしてもどうしても食べたかった。

タルタルステーキを日本人の私が頼むと、
店員さんは、「お客さん、タルタルステーキは焼いていないお肉ですが
大丈夫ですか?」と心配そうだけど、声を大にして「Of course!!」。

とはいっても、日本のタルタルステーキと違って、
ちょっとした巨大ハンバーグほどの大きさの生肉がドシーンと
お皿に盛られてくるから面くらう。
まさにフライパンに向かう前のハンバーグのような状態。
でも、でも! 結局、「おいしい、おいしい」と完食しました。

まったくバカな理論だけど、中に混ぜ込まれたピクルスのお酢で
バイキンは殺菌されていると信じている。
友人の前では、「ふふふ、そんなはずないよね」と言ってはいるけど、
結構信じているの。



ディナーが終わり、ホテルへ帰る途中、
お昼はぱったりとシャッターをおろしていたお店が
夜な夜な開店してクレープを売りさばいていると知る。
遠目に見ていると、パリジェンヌが集って楽しそう。

「私もあの中に入りたい!」

近づいてみると、白いTシャツがまぶしい屈強なおじさんが、
せっせせっせとクレープを焼いている。
まるで寿司屋の大将みたいなその出で立ちにも興味津津。
てんこ盛りのフライドポテトを食べた後だけど、
「数駅メトロに乗ったら、ちょっと消化したかも」という気になり・・・・



お砂糖かけたクレープを注文。
まったく英語の話せないおじさんだったけど、
「お砂糖のクレープが食べたいの!!」という熱意は伝わったみたい。

じゃりじゃりした砂糖とクレープの皮、シンプルだけど、
すっごくおいしい!
これで1.2ユーロ。トレビアン!


2011年11月21日

Nov18th: Paris 1st day


「猿の惑星」をみながら飛行機に揺られること12時間。


パリにきました。
大学の卒業旅行に来て以来10年ぶり。
モノクロで撮っていますが、青い空が美しいパリの朝です。

早朝4時に着く飛行機で到着したので、
ホテルの部屋に入れてもらえるはずはなく、
スーツケースを置いて、さっそくパリを歩くことにしました。



10年も来ていなければ当然「おのぼりさん」の状態で、
ホテルはサンジェルマン・デ・プレ、まず行くカフェは「カフェ・ド・フロール」。
高いし、はたしてそのお値段に見合う食べ物なのかは微妙だけど、
ウィークデーの朝だからか、ご近所のお金持ちが犬連れで新聞を読んでいたり、
高そうなスーツを着た人が打ち合わせをしていたり。
その「人間ウォッチ」代金をお支払いしている感覚かしら。

とりあえずホットチョコレート6.5ユーロ&クロワッサン2ユーロ。



一応アート好きなので、パリの橋の渡り初めは「PONT DES ARTS」で。
朝ごはんでパワーチャージしたあと、オランジュリー美術館にやってきました。
情熱的に西洋の絵を見たいわけじゃないけど、
「モネ専用の部屋」があるここは前から行ってみたかった。
自然光のなか、360度モネの「睡蓮」が見られる、
それはそれはすばらしい空間でした。

お客さんが全員出て行って、ほんの一瞬だけモネを独り占め。
「ここにお布団敷いて寝たい!」と思うような気分でした。


モネの部屋を出ると、なぜかこのおばあさんだけが
名画の模写を許されている模様。しかも油彩で(いいの?)。
しかも結構下手。
「なんで?」って聞きたいけど、フランス語ができないのがつらい。



続いてパレ・ド・トーキョーへ。
一昔前、マイケル・リンが床に作品を残して話題だったパレ・ド・トーキョー
だけど、なんでも来年のリニューアルにむけて工事中。
「レストランが大流行」と雑誌に書いてあったけど、
「TOKYO RESTAURANT」と名乗るお店はこの通り、大盛況でした。


なんかサラダみたいなのが食べたい・・・と思って入ったのに、
まったく想像外のお料理が運ばれてきました。
「Salada」の欄にあって、お店の人もたどたどしい英語で「ビーンズ!」と
言ってはいましたが、ビーンズを豚肉と煮込んだものが、
どうしてサラダの欄に・・・・。

まあ、おいしかったので結果オーライです。
Diet cokeと一緒に16ユーロ。



パレ・ド・トーキョーの本屋さんは床にもアーティストサインが。
神々しくてなかなか踏めません。

さて、ここで午後3時。さすがに午前4時から起きているので、眠くなりました。
ホテルにチェックインし、1時間ばかりお昼寝。



今泊まっているホテルのいいところは、
デパートのボン・マルシェが歩いてすぐなところ。
ちょっと疲れて出かける気がしないので、ボン・マルシェで晩ごはんを調達。


高級そうな食材がそろい、なんでもかんでも量り売りしてくれる。
今夜はこの高そうなスモークサーモンにしました。
巨大だけど2スライスで1100円!ひょー。



驚いたのはこのバター。
好物のこのバターは「セル・ドュ・メール」というもので、
日本の成城石井だと1500円もする。
それが本国パリでは1.83ユーロ(200円くらい?)!
岩塩入りで本当においしいから、何個も買いたいけど、
イギリスに行くから無理かな・・・。



なぜか限定版「高田賢三プリント」ティッシュ(しかも今話題のクリネックス)
も販売中。しかも結構売れていて品薄状態だった。
ウケ狙いでお土産によさそう。

2011年5月10日

2011GW Singapore trip - 1

シンガポールにいってきました。
実はシンガポールはちっとも行きたい場所ではなかったけど、
Singapore BiennaleのHPを見ていたら、魔法にかかったように
無性に行きたくなってしまった。

ガイドブックを眺めれば結構おもしろそうな場所も多い。
何よりも美味しいもので溢れた国らしい。
アメリカやヨーロッパに行くと、「あっちも見たい、こっちも行きたい!」と
やけに忙しい旅行になるけれど、そもそも興味がない国なら
そんなにお金をかけず、サラっと4日間ほど滞在するのに丁度いい。

なんだか後ろ向きなスタートだけど、行ってみたらそれはそれは
すてきな国だった。


今回も仕事のあと、そのまま夜便でシンガポールへ。
午後9時成田空港発、チャンギ空港着は午前3時。
ホテルが気を利かせてアーリーチェックインさせてくれたから、
午前9時までゆっくり寝て、元気に1日目がスタート。

まずは今回の旅の一番の目的、「マーライオン・ホテル」へ。
日本人アーティスト Tatzu Nishiによってマー様ことマーライオンは
現在、「現代美術作品」になっているのです。

一見するとチープなただの赤い箱。
しかし、足場ににょっきりとのぞくマー様の御脚が見える!!
行列に並んで待つこと15分。

あああああ!
これが見たくてここまで来たの。


マーさんをこんな至近距離でこんな角度から眺められるなんて
めったにない。
見学時間は約10分。
マーさんへのタッチは禁止なので、できる限り近寄ったり、
接近して写真とったり。夢の時間はあっという間に過ぎていった。

Tatzu Nishiこと西野達さんは、街灯や街中の銅像を巻き込んだ作品が
多くて、今回もそのタイプ。
数年前にエルメスのギャラリーで開催された展覧会を見て虜になって以来、
見られる限り作品を見てきたけれど、今回もかなり大がかり。

 

在りし日のマーさん。
国のシンボルをこんな作品に変えてしまうなんて、
シンガポールってなんて太っ腹なんだ!