Jasonが東京から出て行ったのは、昨年の震災のとき。
ニューヨーク出身のイラストレーターで、ちょっとずつビッグに
なりつつあった彼は、その時、超大きなカナダの広告の仕事に
取り組んでいた。
余震と原発のことでナーバスになって、出国を決めたのは3月14日。
慌てて送別会をして、パッキングを手伝って、
ほんとうに蜘蛛の子を散らすようにいなくなった。
昨年の秋、ロンドンで一緒に泥酔ナイトを楽しんだけど、
東京で会うのは1年ぶり。
ということで、「再会イベント その1」の卓球へ。
「再会イベント その2」は、みんなでプリクラ。
「再会イベント その3」は、クラブ。いや、これは予想外。
ミッドタウン前のビルの地下で不定期でやっている
all invitationのクラブイベント。
Jasonの友人が入場者リストに入っていて、どさくさに紛れて私たちも
いれてもらった。
入ってびっくり!ほぼ外国人!日本語が聞こえない!
しかも、女の子はみんなミス ユニバース風な人が多い。
とにかくキレイで、デカくて、露出が多い。
そして、なんか恥ずかしいほどにバブル。
みんながナンパされたがってる感じで、ギラギラしてる。
今日は卓球じゃなかったっけ?
私(&ジェイソンも)ったら、そんなところに卓球の格好で行ってしまった。
当然ヒールなしのごっつい男靴で行っていたし、
ジェイソンはネルシャツ、その友達は「ヨガの帰り」とヨガマット持参。
この雰囲気に疲れて、「お、ちょっといい隅っこがあった」と思ったら、
男女が抱擁しあってて、エラいことになっていたり。
すっかりその雰囲気に疲れちゃって、午前3時、Jasonとタクシーで帰宅。
その帰りみちに食べた松屋の牛丼が妙においしかったなあ。
別の日は、カラオケへ。
「Lost in Translation」で使われたあの部屋で、午前4時半まで歌う。
Jasonが英語の歌がうまいのは当然だけど、
オールドスクールな曲から最新曲まで歌っちゃうエンターティナーな
姿にいつも感心しちゃう。
それに比べて、日本人グループのひどさに、毎度驚愕です。
カラオケの十八番に、英語の曲も加えたい!
久しぶりな東京のネオンとJさん
その8時間後、われわれは代々木公園でピクニックをしました。
築地を知り尽くすアメリカ男なので、彼のすすめで
観光客がさほどいない「岩佐寿司」へ。
たしかにおいしかった!
その翌日は自ら主宰した「さよなら ジェイソンパーティー」(笑)。
Jasonがいた3週間、5回飲んで(うち2回はほぼオール)、
2回カラオケ、1回クラブ、1回卓球、1回ピクニック。
ずいぶん遊びました。
昨年はドタバタといなくなったものだから、「別れ」を味わう
暇もなかったけど、今回は別れを惜しむ時間があったぶん、
なんだかさみしかった。
当の本人は今韓国、次に中国、香港とめぐってパリに住むらしい。
どこにいってもJasonを待ってる人がいるから、
私たちもその一部なんだろうけど。
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