翌日はサンフランシスコのおじさんとランチしました。
「どんなものが食べたい?」と聞かれたので、「アメリカっぽいごはん」と
答えたら、またもこんなオシャレなレストランを用意してくれました。
ところが、「おしゃれで評判」とおじさんが言うとおり、ものすごい人気で、
予約をしたにもかかわらず、なんと30分待ち!
ハンバーガーが名物らしいので、それで終わりかと思ったら、
「いやいや、せっかくだしもっと頼もう」と、あれやこれや注文。
右から牛肉のタルタルステーキ、牡蠣のグラタン、エビのカクテル。
ほーんと美味しいお店でした!
私のことを、「サンフランシスコ・ロコ」と呼ぶおじさん。
「今、サンフランシスコで何がはやってるの?」と聞かれ、
Casa Brutusから仕入れたコーヒー屋さんを言ったら、
「よし、行ってみよう!」ということになり。
本当に来てみました。
駅からも離れ、かなり辺鄙な場所にあった「SIGHT GLASS COFFEE」。
「えー!こんなところにコーヒー屋さんがあったなんて!」と驚くおじさん。
サンフランシスコ・ロコの株が一気にあがった瞬間でした。
「へへへ、まだ半分しかオープンしてないんだ」というお店のお兄さんが
言う通り、奥の焙煎ルームでは工事中&スタッフのトレーニング中。
しかし、手前のコーヒーバーにはすでにお客さんがひっきりなしに
やってきて、立ち飲みでコーヒーを楽しんでいます。
こうして立ち飲みをしているだけで、「どっからきたの?」とか、
「最近、寒くなったよね」とか世間話をしだすのがアメリカのいいところ。
ついでに、お店のお兄さんがレジ代わりに使っていたのがipad!
聞けば、「レジアプリがあるんだよ」だって。へえええ。
私たちがコーヒー飲んでワイワイしていたころ、撮影のロケハンで来ていた
全身「おしゃれしてますっ!」と言いたげな、日本人団体に遭遇。
「サトコ、何の撮影かな?」と言われたので、団体に質問したら、
某男性ファッション誌のロケ班だった。
丈短めのズボン、裸足にモカシン、雑誌から飛び出してきたような人々で、
なんか妙に納得。
おじさんとはここでお別れ。
おじさんがトヨタのレクサスに乗っているから、
冗談で「トヨタが申し訳なかったね」と言ったら、
「ははは、あれはクレイジーな消費者が言っただけのことだよ。トヨタは悪くない」と言った後、「実はレクサスは売っちゃって、夏にジャガーを買ったんだ」だって。
す・ご・い!
サンフランシスコ市内はすっかりクリスマスモードでした。
こちら、H&M for LANVINの行列。
いつから並んだのか聞いたら、昨日の夜からだって!
行列しているのはほとんど韓国人だった。なんで??
Macy'sもクリスマスの準備の人ですごい人出。
いつもグッチャグチャな靴売り場が、ますますゴチャゴチャに。
こんな風になってもお店の人は知らんぷり。
アメリカです。
昼に豪華な料理を食べたせいか、夜はおなか空かず。
でもビールが飲みたかったので、とりあえずサラダで乾杯。
明日はいよいよDavisへ。